身体の異変と経済発展の歪み
私が税理士事務所を開業したのは41歳(2001年6月)の時です。
税理士となり事務所を開業してから、自身の事業と顧問先の継続的成長と繁栄の為に、自分の持てる全てを費やして事業に取組んできました。その甲斐あってか顧問先の数、売上、所員数も毎年右肩上がりで業績と実績を伸ばしてきました。
ようやく経済的余裕と事務所の基盤も出来、唯一の趣味と言えるゴルフ(とてつもなく下手ですが)を週一で楽しめるようになったかなと思い始めた2019年夏頃(59歳の時)から、体調に異変を感じ始めます。
18年の間、事業を軌道に乗せる為に仕事を最優先して悪い姿勢を続け、身体のメンテナンスを怠ってきた結果、徐々に歩くのが辛くなってきたのです。
コロナが世界中に蔓延しだした2020年2月頃には、10mを歩くのが元気に歩いていた頃の100倍のしんどさになっていました。原因は、加齢に伴う筋力の低下により「円背(えんぱい)」が酷くなってきた事でした。
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どんどん丸まっていく背中
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折れ曲がった腰
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まっすぐ伸ばしたつもりでもすぐ前傾してしまう上半身
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潰れた横隔膜
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全く開かない肩甲骨
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ガチガチに固まった筋肉
自分の惨めな身体を見て、「経済発展の裏側で、その歪みが円背という症状として私の身体に出てきてしまっただけで致し方ない」と自分で自分を慰める始末です。
隠し続けた危機感
このままでは動けなくなってしまうと危機感を感じて、顧問先や知人の紹介でエステやインソール、歩き方教室、ヨガや整体院、鍼治療等、様々な改善を試みますが、一度始まってしまった衰えは中々歩を止めてはくれません。
「とにかく動くのが辛い、しんどい」
しかし、所員にも顧問先にも仲間にも弱みは見せられない! 事務所に税理士は私一人しかいない。私の存在無くして阿久津公一税理士事務所は成り立たないのです。
私の健康不安は事務所の存続に直結します。 辛かろうが苦しかろうが、何としても踏ん張らなければならないのです。
コロナ禍の影で
円背が一番酷い頃に、それと歩を合わせるようにコロナウイルスが全世界に猛威を振るい始めます。
緊急事態宣言等で顧問先への訪問や、当時在籍していた経営者交流会もZoomが殆どとなり、外出する機会が極端に減ったので、何とか騙し騙し仕事を続けられたというのが実態です。
もしもこの時期、コロナ前と同じ動きを求められていたら、それに応えられたか自信はありません。
「77歳までは現役を続ける」と心に誓っている私も、もしかしたら廃業や事業譲渡を真剣に考えたかもしれません。