胆石の発作と、突然の宣告
2022年10月13日夕方の相続のお客様との打合せ後、胃から背中にかけて鈍痛がじわじわと広がり始めました。
「また、胆石の発作が始まったな」と直感しました。
以前から2〜3年に1回程度、胆石の発作を繰り返していたのです。医者からは「かなり大きいので早めに取った方がいい」と言われていましたが、当家はケロイドの家系なので傷口が大きく残ると嫌なこともあり、中々手術には踏み切れないでいました。
いつもは激痛になるまで我慢して夜中にタクシーで病院に行くのが常なのですが、その日だけは早めに行っておこうと思い、夜の8年には病院の診察を受けていました。その日は痛み止めの薬をもらって帰ってきましたが、翌日病院の先生から電話がありました。
「CT検査の結果、ポリープが見つかったので診察に来てください」
急いで予約して診察を受けたのですが、CTの写真を見て愕然としました。胆石の横に広域性のポリープが出来ていたのです。ネットで調べると、広域性のポリープは悪性である事が多いとの情報です。少し身体が痛いともう末期なのかなとか、ネガティブな思考が頭を巡ります。
早速、精密検査を受けて医師の所見を聞くと、 「肝臓にも影が届いてないし、おそらく良性だと思いますが、悪性である事を完全には否定出来ません」
微妙な表現やな(苦笑)
続けて「どうしますか?」と聞かれ、私は即決で「取ってください」と答えました。前回の発作の時に、次来た時は取ろうと決めていたのです。
胆嚢摘出、そして「やはり癌でした」
手術は11月22日から2泊3日で行われ、無事に胆嚢摘出完了しました。 出てきた石の大きさを見てビックリ仰天。こんな大きなものが身体の中に入っていたのかと思うと恐ろしくなってきました。
摘出した胆嚢は病理検査に回されていて、その結果を聞いたのは、手術後傷口も塞がった12月6日。私的には手術後の傷口を見てもらう程度だったのですが、そこで担当医から言われたのが、
「阿久津さん。やはり癌でしたよ!」
私は心の中で「やはりって・・・あなたおそらく良性って言ってたじゃない!」と突っ込みました。
癌とは言っても初期の初期で、ステージ0だそうです。癌にステージ0があるのはこの時初めて知りました。
「周囲に転移もないし、完全に取り切ったので抗がん剤も放射線も必要ありません。経過観察で半年後にCT撮りに来てくださいね」
癌と言われた時には血の気が引きました。胆嚢癌の余命生存率は高くありません。手術を躊躇っていたらと思うと……。
生かされた命と、新たな使命感
偶然に偶然が重なって、奇跡的にステージ0で癌の摘出が出来たのですが、この時2つの事を強く感じました。
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一つは、亡くなった祖母に守られているという先祖に対する感謝の思い。
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もう一つは、自分はまだ社会から必要とされている、という実感。
「自分の身体であってもそれは自分だけのものではない。私を必要としてくれている人や社会のものでもある。管理は自分がしているが、粗末に扱ったり、好き勝手は許されないのだ」という、自分自身を戒める使命感です。
人や社会のお役に立つ人間として生きるために必要不可欠な事は、日々を健康に過ごす為の体調管理です。